Solaris 8 2/04 ご使用にあたって (SPARC 版)

アップグレードに関する注意事項とバグ情報

旧リリースの Solaris がインストールされているシステムを、Solaris 8 2/04 にアップグレードする場合の注意事項とバグについて説明します。

Live Upgrade がブートデバイスを判別できない場合がある (バグ ID: 4525464)

Solstice DiskSuiteTM、SolarisTM Volume Manager のミラーされたルート、Veritas のカプセル化されたルートのいずれかからブートした場合、lucreate コマンドがブートデバイスを判別できないことがあります。その場合、以下のエラーメッセージが表示されます。


WARNING: Unable to determine root device by accessing boot device settings directly.
ERROR: Unable to determine root device for current BE.
ERROR: Unable to determine the physical boot device for the current BE <...>.
Use the <-C> command line option to specify the physical boot device for the current BE 
<...>

lucreate -C を使用して物理的なブートデバイスを指定した場合、コマンドは失敗します。

回避方法 : /usr/sbin/lucreate ファイルを手動で編集して、Solstice DiskSuite、 Solaris Volume Manager のミラーされたルート、Veritas のカプセル化されたルートのいずれかから、Live Upgrade がブートデバイスを判別できるようにします。次の手順を実行してください。

  1. /usr/sbin/lucreate のバックアップ用コピーを作成します。

  2. テキストエディタで /usr/sbin/lucreate を開きます。

  3. /usr/sbin/lucreate ファイル内で次の行を検索します。


    elif [ "${dpbe_pbeBootDev}" -eq "-" ] ; then
    

  4. 上記の行を、以下のように変更します。


    elif [ "${dpbe_pbeBootDev}" = '-' ] ; then
    

  5. /usr/sbin/lucreate ファイル内で次の行を検索します。


     if [ "${OPTARG}" -ne "-" ] ; then
    

  6. 上記の行を、以下のように変更します。


    if [ "${OPTARG}" != '-' ] ; then
    

  7. /usr/sbin/lucreate に行なった変更を保存します。

これで lucreate コマンドがブートデバイスを判別可能になり、-C オプションが正しく機能するようになります。

アップグレード完了後は、/usr/sbin/lucreate のバックアップ用コピーを削除してもかまいません。

Solaris 8 2/04 へのアップグレードインストールの範囲

アップグレードオプションによって Solaris 8 2/04 をインストールする場合、Solaris 2.5.1 以降のシステムからのアップグレードをサポートします。それより前のリリースからのアップグレードは保証されません。

対話式インストールによるアップグレードでのロケール選択

ロケール選択機構の変更で説明したように、Solaris 8 から、インストールするロケールを選択する機構が変更されました。このため、対話式インストールを使用して Solaris 8 より前のシステムを Solaris 8 2/04 へアップグレードすると、既存システムのインストール時に明示的にインストールしなかったロケールが「地域の選択」画面で自動的に選択されます。これは、既存システムのインストール時に明示的に指定していないロケールのソフトウェアが、暗黙のうちにインストールされていたためです。

既存システムのインストール時にインストールするロケールとして明示的に指定しなかったロケールが含まれている地域を、「地域の選択」画面で選択解除することができます。余分なロケールをそのまま選択解除せずにアップグレードを行なっても問題はありません。アップグレードしたシステムには、アップグレード前と同じレベルのロケール環境がサポートされます。ただし、既存のシステムに明示的にインストールしたロケールは、「地域の選択」画面で削除することはできません。

[日本語環境のみ]「日本語 Solaris 2.5.1 PC 漢字コード開発キット」が入ったシステムからのアップグレード

Solaris 2.5.1 に同梱されていた「日本語 Solaris 2.5.1 PC 漢字コード開発キット」がインストールされているシステムをアップグレードする場合、それをサポートするパッケージ (SUNWjprSUNWjpuSUNWjpxwSUNWjpdt) は自動的に削除されます。ja_JP.PCK ロケール環境をインストールするには、「言語の選択」画面で「Japanese PC Kanji (ja_JP.PCK)」を追加選択してください。

[日本語環境のみ] Wnn6 に関するアップグレード時の注意事項

Solaris 2.5.1 (SMCC 版) で提供されていた Wnn6 (OMRONWnn6) を使用していたシステムでアップグレードインストールを行なった場合、 /opt/Wnn6/lib/ja_JP/dic/usr に配置されていたユーザー辞書や学習ファイルは自動的に /var/locale/ja/wnn/ja/dic/usr にコピーされ、新しい環境に引き継がれます。ユーザー辞書などが不要な場合は、 /var/locale/ja/wnn/ja/dic/usr ディレクトリに作成されたユーザーのディレクトリを削除してください。

OMRONWnn6 で変更した設定ファイル (/opt/Wnn6/lib ディレクトリに配置されます) は、自動的には引き継がれません。必要に応じて /etc/lib/locale/ja/wnn ディレクトリにあるファイルを編集してください。標準のファイルは /usr/lib/locale/ja/wnn に置かれます。

OMRONWnn6 は、アップグレードインストールでは削除されません。必要に応じて、アップグレード後に削除してください。ただし、OMRONWnn6 を削除すると、/opt/Wnn6 に置かれたすべてのファイル (変更された設定ファイル、ユーザー辞書、学習ファイルを含みます) が削除されてしまうので、充分に注意してください。

[日本語環境のみ] cs00 に関するアップグレード時の注意事項

Solaris 2.6 から、cs00 は「コアシステムサポート」ソフトウェアグループには含まれなくなりました。「コアシステムサポート」でインストールされた Solaris 2.5.1 システムをアップグレードすると、システム上から cs00 をサポートするシステムファイルが削除されます。

「コアシステムサポート」で cs00 を利用する場合は、「エンドユーザーシステムサポート」以上のソフトウェアグループを選択するか、インストール後に pkgadd コマンドにより次のパッケージをインストールしてください。

なお、かな漢字入力機能を持たない漢字表示可能な端末や端末エミュレータ上で日本語を入力するためのフロントエンドプロセッサ mle を利用する際にも、cs00 が必要になります。

/export が満杯に近いシステムのアップグレードが失敗する (バグ ID: 4409601)

/export ディレクトリの空き容量がゼロに近い状態で、システムを Solaris 8 2/04 オペレーティング環境にアップグレードしようとすると、/export ディレクトリ容量の必要条件の計算に誤りが発生するため、アップグレードに失敗します。この問題は、ディスクレスクライアントがインストールされているか、/export ディレクトリに他社製のソフトウェアがインストールされている場合によく発生します。次のエラーメッセージが表示されます。


WARNING: Insufficient space for the upgrade.

回避方法 : アップグレードの前に、次のいずれかを実行してください。

アップグレード後に .save.SUNWcsr を削除できない (バグ ID: 4400054)

Solaris 2.5.1 4/97、8/97、 11/97 のいずれかのオペレーティング環境から Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードした後に、/a/var/sadm/system/logs/upgrade_log 内に次のエラーメッセージが出力されることがあります。


rm: Unable to remove directory /a/var/sadm/pkg/.save.SUNWcsr: File exists

回避方法 : このエラーを回避するには、Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする前に、ルートファイルシステム上で fsck を実行してください。

アップグレード後に発生したエラーを解決するには、ルートファイルシステム上で fsck を実行してください。

ディスクレスサーバーおよびディスクレスクライアントのアップグレード (バグ ID: 4363078)

現在のシステムが、AdminSuiteTM 2.3 のホストマネージャを使用してインストールしたディスクレスクライアントをサポートしている場合は、Solaris 8 2/04 オペレーティングシステムをインストールする前に、すべてのディスクレスクライアントを削除する必要があります。具体的な手順については、『Solaris 8 のシステム管理 (追補)』 の「ディスクレスクライアント環境をセットアップするには」の節を参照してください。

ディスクレスクライアントを削除せずに Solaris 8 2/04 をインストールしようとすると、次のようなエラーメッセージが出力されます。


The Solaris Version (Solaris 7) on slice <xxxxxxxx> cannot be upgraded. 
There is an unknown problem with the software configuration installed 
on this disk.
 
 
 
スライス <xxxxxxxx> 上の Solaris のバージョン (Solaris 7) が
アップグレードできません。ディスク上にインストールされたソフトウェア構成に
未知の問題があります。

Web-Based Enterprise Management (WBEM) データ消失防止のための JavaSpaces データストアのアップグレード (バグ ID: 4365035)

Solaris 8 (Solaris WBEM Services 2.0)、Solaris 8 6/00 (WBEM Services 2.1)、 Solaris 8 10/00 (WBEM Services 2.2)、Solaris 8 1/01 オペレーティング環境 (Solaris WBEM Services 2.3) のいずれかのオペレーティング環境から Solaris 8 2/04 オペレーティング環境 (Solaris WBEM Services 2.4) にアップグレードする場合は、Managed Object Format (MOF) 形式の重要なデータは、Solaris WBEM Services 2.4 で使用されている新しい Reliable Log レポジトリ形式に変換してください。この変換を行わないと、データが失われてしまいます。

回避方法 : アップグレードの前に JavaSpacesTM ソフトウェアを保存して、アップグレードの後に wbemconfig convert コマンドを実行して WBEM データを変換してください。

Solaris 8 2/04 オペレーティング環境にアップグレードする前に、次の手順に従って JavaSpaces ソフトウェアを保存してください。

  1. スーパーユーザーになります。

  2. JavaSpaces を保存します。

    # cp /usr/sadm/lib/wbem/outrigger.jar /usr/sadm/lib/wbem/outrigger.jar.tmp
    

  3. マシンにインストールされている JDKTM ソフトウェアのバージョンを確認して記録します。例:

    # /usr/bin/java -version 
    java version "1.2.1" 
    Solaris VM (build Solaris_JDK_1.2.1_04c, native threads, sunwjit)
    

    WBEM データの変換時に使用する JDK ソフトウェアのバージョンは、元の JavaSpaces データストアが生成されたときに実行されていたバージョンと同じでなければなりません。


注 –

Solaris 8 2/04 へのアップグレード後は、WBEM データを変換する必要があります。具体的な手順については、『Solaris WBEM Services の管理』の「CIM Object Manager Repository のアップグレード」を参照してください。


Solaris 2.5.1 で再配置した CDE が、Solaris 8 へのアップグレード後に残る (バグ ID: 4260819)

この問題は、Solaris 2.5.1 と Solaris 2.5.1 アンバンドル CDE オペレーティング環境を実行しているシステムのうち、アンバンドル CDE の場所を /usr/dt 以外のディレクトリにインストールしたシステムに影響します。これらのシステムでは、インストール先の CDE を指すシンボリックリンクが /usr/dt に作成されています。

Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードすると、CDE が /usr/dt に再インストールされ、アップグレード前にインストールしていた CDE へのシンボリックリンクは削除されます。アップグレード前にインストールしていた CDE 自体は、削除されないで残ります。

アップグレードで、ファイルシステムの再配置に関連する処理が行われる場合、アップグレードに失敗します。ファイルシステム再配置で、新しい CDE に必要な /usr/dt の容量が考慮されないためです。このアップグレードの失敗は、アップグレードの完了時までわかりません。アップグレードに失敗すると、容量が足りないことを示すメッセージがアップグレードログ中に出力されます。

回避方法 : インストールしたアンバンドル CDE をアンインストールしてから、Solaris 8 オペレーティング環境へのアップグレードを開始してください。 アンインストールは、Solaris 2.5.1 CDE の CD から install-cde スクリプトを使用して行うことができます。CDE を削除するためには、必ず -uninstall フラグを付けてこのスクリプトを実行する必要があります。

WBEM 1.0 がインストールされている Solaris 7 オペレーティング環境から Solaris 8 にアップグレードすると、WBEM 2.0 が起動しない (バグ ID: 4274920)

Solaris 7 オペレーティング環境を実行しているシステムに、Solaris Easy Access Server (SEAS) 3.0 CD-ROM から WBEM 1.0 をインストールしている場合は、Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする前に WBEM 1.0 のパッケージを削除してください。WBEM 1.0 がインストールされたままアップグレードすると、Solaris WBEM Services 2.0 が起動しません。また、CIM Object Manager の起動にも失敗します。この場合、次のエラーメッセージが表示されます。


File not found: /opt/sadm/lib/wbem/cimom.jar

回避方法 : Solaris 8 オペレーティング環境にアップグレードする前に、WBEM 1.0 パッケージを手作業で削除してください。削除には、pkgrm コマンドを使用してください。

  1. pkginfo コマンドを次のように実行して、WBEM 1.0 パッケージがインストールされているかどうかを確認します。


    % pkginfo | grep WBEM
    

  2. スーパーユーザーになります。

  3. コマンドを次のように実行して、WBEM 1.0 のパッケージをすべて削除します。


    # pkgrm SUNWwbapi
    # pkgrm SUNWwbcor
    # pkgrm SUNWwbdev
    # pkgrm SUNWwbdoc
    # pkgrm SUNWwbm
    

    各ロケールのメッセージおよびヘルプに関するパッケージが入っているときは、それらのパッケージも削除します。以下は日本語版の例です。


    # pkgrm SUNWjewbi
    # pkgrm SUNWjewbs
    # pkgrm SUNWjwbd
    

アップグレード時に SUNWeeudt のインストールが部分的に失敗する (バグ ID: 4304305)

SUNWeeudt パッケージのインストールが部分的に失敗したことを示す次のようなメッセージが、アップグレードログに出力されます。


     Doing pkgadd of SUNWeeudt to /.
     ERROR: attribute verification of 
     </a/usr/dt/appconfig/types/ru_RU.KOI8-R/datatypes.dt> 
     failed pathname does not exist ...
 
     Installation of <SUNWeeudt> partially failed.
     pkgadd return code = 2  

回避方法 : アップグレード完了後に、次の手順を実行してください。

  1. 次のように入力して、SUNWeeudt パッケージを削除します。


    # pkgrm SUNWeeudt
    

  2. Solaris 8 2/04 SOFTWARE 1 of 2 CD またはインストールサーバーを使用して、 SUNWeeudt パッケージをインストールします。

    例:Solairs 8 2/04 SOFTWARE 1 of 2 CD を使用した場合


    # cd /cdrom/sol_8_u7_sparc/s0/Solaris_8/Product
    # pkgadd -d . SUNWeeudt
    

Solaris 2.6 または Solaris 7 から Solaris 8 2/04 へのアップグレード時に、不要な 64 ビットパッケージがインストールされる (バグ ID: 4323398)

Solaris 2.6 または Solaris 7 のシステムを Solaris 8 2/04 にアップグレードする時に 64 ビットサポートを選択しなかった場合にも、次に示す 64 ビットパッケージがインストールされます。

回避方法 : アップグレード完了後に、次のように pkgrm(1M) コマンドを使用して、不要な 64 ビットパッケージを削除してください。


# pkgrm SUNWceuox SUNWeeuox SUNWneuox SUNWseuox SUNWweuox 

アップグレードを行うと、システムのデフォルトロケールが正しく設定されない (バグ ID: 4233535)

Solaris 8 へのアップグレードを行うと、アップグレード時に設定したデフォルトロケールがシステムのデフォルトロケールに正しく設定されない場合があります。

CD を使用した対話式アップグレードの場合、Solaris 8 SOFTWARE 1 of 2 CD の インストールの終了後、自動ブートしたシステムが英語環境で起動し、SOFTWARE 2 of 2 CD および LANGUAGES CD のインストール画面が英語で表示されることがあります。

回避方法 : アップグレード終了後、システムのデフォルトロケールを /etc/default/init ファイルの LANG 環境変数に設定してください。

Solaris Web Start 3.0 を使用して Solaris DOCUMENTATION CD をアップグレードすると、同じコレクションが複数表示される (バグ ID: 4343497)

Solaris 8 (または 6/00、10/00、1/01、4/01) DOCUMENTATION CD (英語 + ヨーロッパ言語版) または Solaris 8 (または 6/00、10/00、1/01、4/01) DOCUMENTATION CD (アジア言語版) がインストールされている Solaris 8 (または 6/00、10/00、1/01、4/01) のシステムを Solaris Web Start 3.0 を使用して Solaris 8 2/04 にアップグレードする際に、DOCUMENTATION CD を Solaris 8 2/04 DOCUMENTATION CD にアップグレードすると、AnswerBook2 Collection に同じコレクションが複数表示されます。

回避方法 1: 以下のように ab2admin コマンドを使用して、複数表示されているコレクションを削除してから、もう一度コレクションを追加してください。

例:


# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o add_admin -u admin
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Release Documents Collection"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Release Documents Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 6/00 Release Documents Collection"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 6/00 Release Documents Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Installation Collection - Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Installation Collection - Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Software Developer Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 Software Developer Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 System Administrator Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o del_coll -t "Solaris 8 System Administrator Collection - \
Japanese"
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o restart
# /usr/lib/ab2/bin/ab2admin -o scan

回避方法 2: AnswerBook2 の「オプション」メニューから「個人用ライブラリの変更」を選択し、複数表示されているコレクションのうちアップグレード前にインストールされていたコレクションを選択解除して、そのコレクションを非表示にしてください。

[日本語環境のみ] アップグレード後のログファイル中に警告メッセージ no longer a symbolic link が出力されることがある (バグ ID: 4279768)

Solaris 8 へのアップグレードにおいて、Solaris 8 LANGUAGES CD の日本語ロケールのパッケージをインストールすると、ログファイル Solaris_8_Japanese_Localization_install.B* 中に次のような警告メッセージが出力される場合があります。

WARNING: /usr/dt/appconfig/appmanager/ja/Desktop_Controls <no longer a symbolic link>

回避方法 : 警告が出力されているファイルは正しくインストールされており問題はありませんので、警告メッセージは無視してください。