メモリーロックは、「ログイン失敗時のロックアウト持続時間」属性の値を 0 よりも大きな値に変更すると有効になります。有効にすると、ユーザーのアカウントは指定された時間メモリー上でロックされます。指定された期間が過ぎると、このアカウントはロック解除されます。メモリーロック機能を使用する場合の考慮事項を次に示します。
Access Manager が再起動されると、メモリー上でロックされたすべてのアカウントはロック解除されます。
ユーザーのアカウントがメモリー上でロックされ、管理者がロックアウト持続時間を 0 に設定してアカウントロックメカニズムを物理ロックに変更すると、ユーザーのアカウントはメモリーでロック解除され、ロックカウントがリセットされます。
メモリーのロックアウト後、LDAP およびメンバーシップ以外の認証モジュールを使用するときに、ユーザーが正しいパスワードでログインを試みると、「このレルムにユーザーのプロファイルがありません。」というエラーが返され、「ユーザーがアクティブではありません。」というエラーは返されません。
ユーザーのプロファイルに「失敗 URL」属性を設定すると、ロックアウト警告メッセージもアカウントがロックされたことを示すメッセージも表示されず、ユーザーは定義された URL にリダイレクトされます。