Sun Java System Access Manager 7 2005Q4 配備計画ガイド

配備ロードマップ

Access Manager 統合を確実に成功させるには、詳細な計画が必要不可欠です。このプロセスには、ハードウェア、現在配備されているアプリケーション、アイデンティティーデータ、およびアクセス階層に関する情報の収集が含まれます。Access Manager の配備は、次の各段階に細分化できます。

  1. 次に示すようなビジネスの目的を特定する

    • 業務効率を改善する

    • データのセキュリティーを確保する

    • 組織内の範囲と関係を理解し、ビジネス目的のサポートに必要な行動の変化を分析することにより、確実に生産性を進展させる

  2. ビジネス目的の達成に必要なテクノロジサービスおよびツールを列挙することによって、高度なテクノロジ分析を開発し、それをビジネスの目的に割り当てる

  3. 次に示すようなテクノロジサービスの具体策を定義する

    • パーソナライズにより蓄積された従業員の履歴およびデータを保管する

    • アイデンティティー管理を使用して、パスワード同期およびアイデンティティー管理を実行する

    • ロールの戦略を開発して、企業のセキュリティ保護を実現する

  4. 統計の精度、予測可能性、範囲、費用、影響、複雑性、行動、インフラストラクチャー、利点、サポート、依存関係などの項目に基づいて、各具体策に優先順位をつける