このマニュアルについて

このマニュアルでは、Sun Java^TM System Portal Server Mobile Access (旧称 Sun^TM ONE Portal System, Mobile Access) ソフトウェアリリースの配備を計画する方法について説明します。この章は、次の節で構成されています。

対象読者

このマニュアルは、サイトで Mobile Access ソフトウェアの配備を担当するユーザーを対象としています。

お読みになる前に

Mobile Access ソフトウェアを配備するチームは、いくつかの概念に精通している必要があります。チームの個々メンバーの役割は配備の手順の各段階によって異なるので、必要な知識も各段階で異なります。

Sun^TM ONE Application Server 7, Update 3 ソフトウェアまたは Sun^TM ONE Web Server 6.1, Service Pack 1 ソフトウェアなどの Web コンテナ

Sun Java^TM System Directory Server 5 2004Q2

Sun Java^TM System Identity Server 2004Q2 ソフトウェア

Sun Java^TM System Portal Server 2004Q2 ソフトウェア

Sun Java^TM System Portal Server Secure Remote Access 6 2004Q2 ソフトウェア

これらの各製品の専門知識も役立ちますが、これらのソフトウェア製品を結び付ける方法およびインストール方法についての知識が重要です。

配備に選択する次のオペレーティングシステムの知識が必要です。

Solaris^TM 8 Operating System (SPARC Platform Edition)

Solaris^TM 9 Operating System (SPARC Platform Edition)

Solaris^TM Operating System (x86 Platform Edition)

配備環境のアーキテクチャ。IP アドレスやポート番号などの詳細を含む

基本的な UNIX の管理手順

環境管理。トポロジ、ポートの設定、製品インスタンスの分散、クラスタリングなどを含む

ユーザーのモバイル環境およびボイス環境に対応するポータルコンテンツの作成に使用されるマークアップ言語 (cHTML、WML、VoiceXML など)

Wireless Application Protocol (WAP) ゲートウェイ

JavaServer Pages^TM テクノロジ

JavaScript^TM テクノロジ

LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)

このマニュアルの内容

このマニュアルは、次の章および付録で構成されています。

第 1 章「配備手順の開始」では、Mobile Access ソフトウェアの配備のロードマップを示します。

第 2 章「Mobile Access 要件の分析」では、Mobile Access ソフトウェアの配備の設計に影響する組織のニーズや要件の分析方法について説明します。

付録 A 「Mobile Portal 評価ワークシート」には、モバイルポータル配備に役立つ計画ワークシートがあります。

付録 B 「ディレクトリ構造と設定ファイル」には、Mobile Access ソフトウェアのためにインストールされるディレクトリ構造とプロパティファイルを示します。