SEAM をインストールする間、サーバーに Solaris 8 Admin Pack CD を残しておく場合は、この CD に書き込み可能なファイルシステムをマウントし、事前構成情報を格納する場所を用意しなければなりません。この手順では、サーバーに Admin Pack CD が必要です。
NSF サーバーでスーパーユーザーになります。
事前構成ファイルのファイルシステムを作成します。
# cd /export # mkdir SEAM_preconfig |
ファイルシステムを Admin Pack CD にマウントします。
# SEAM=/cdrom/products/Sun_Enterprise_Authentication_Mechanism/¥ > .install/pkgutil/siteconfig_response # mount -F lofs /export/SEAM_preconfig $SEAM |
ファイルシステムをエクスポートします。
すべてのインストール処理で構成ファイルを使用するには、すべてのホストで /export または /export/SEAM が NFS マウント可能である必要があります。
/etc/dfs/dfstab ファイルを編集します。
/cdrom のエントリと新しいディレクトリ /export/SEAM_preconfig のエントリがなければ、それを追加します。
share -f nfs -ro /cdrom share -f nfs -ro /export/SEAM_preconfig |
NFS サービスを起動します。
share コマンド (または一連の share コマンド) を初めて起動する場合には、NFS デーモンはおそらく動作していません。次のコマンドを実行すると、デーモンが終了し、再起動されます。
# /etc/init.d/nfs.server stop # /etc/init.d/nfs.server start |
構成ファイルを格納する場所が確保できたら、「SEAM インストールを事前構成するには」の次の手順に従ってください。