Sun Enterprise Authentication Mechanism 1.0.1 のインストール

書き込み可能ファイルシステムを Admin Pack CD にマウントするには

SEAM をインストールする間、サーバーに Solaris 8 Admin Pack CD を残しておく場合は、この CD に書き込み可能なファイルシステムをマウントし、事前構成情報を格納する場所を用意しなければなりません。この手順では、サーバーに Admin Pack CD が必要です。

  1. NSF サーバーでスーパーユーザーになります。

  2. 事前構成ファイルのファイルシステムを作成します。


    # cd /export
    # mkdir SEAM_preconfig
    
  3. ファイルシステムを Admin Pack CD にマウントします。


    # SEAM=/cdrom/products/Sun_Enterprise_Authentication_Mechanism/¥
    > .install/pkgutil/siteconfig_response
    # mount -F lofs /export/SEAM_preconfig $SEAM
    
  4. ファイルシステムをエクスポートします。

    すべてのインストール処理で構成ファイルを使用するには、すべてのホストで /export または /export/SEAM が NFS マウント可能である必要があります。

    1. /etc/dfs/dfstab ファイルを編集します。

      /cdrom のエントリと新しいディレクトリ /export/SEAM_preconfig のエントリがなければ、それを追加します。


      share -f nfs -ro /cdrom
      share -f nfs -ro /export/SEAM_preconfig
      
    2. NFS サービスを起動します。

      share コマンド (または一連の share コマンド) を初めて起動する場合には、NFS デーモンはおそらく動作していません。次のコマンドを実行すると、デーモンが終了し、再起動されます。


      # /etc/init.d/nfs.server stop
      # /etc/init.d/nfs.server start
      

次の手順

構成ファイルを格納する場所が確保できたら、「SEAM インストールを事前構成するには」の次の手順に従ってください。