Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

基本アクセス権を変更するには

  1. [ファイル・マネージャ] で、アクセス権を変更するファイルまたはフォルダのアイコンを選択します。

  2. ファイル・マネージャの [選択] メニューまたはアイコンのポップアップ・メニュー ([Shift]+[F10] キーまたはマウス・ボタン 3 を押すと表示されます) の [属性] を選択します。

    [アクセス権] ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. チェック・ボックスをクリックして、[所有者]、[グループ (Group)]、[その他] のアクセス権を設定します。

    マスクは [グループ (Group)] アクセス権を制限しますが、[所有者] または [その他] のアクセス権には影響を与えません。所有者、グループ、およびその他が受け取る実際の読み取り権、書き込み権、実行権は、[実効] 列に表示されます。

  4. [変更を適用] オプション・ボタンを使用して、変更の適用範囲を選択します。

    ファイルの場合は、[このファイルのみ] (デフォルト)、[親フォルダにあるすべてのファイル]、[親フォルダとサブフォルダにあるすべてのファイル] のオプションがあります。フォルダの場合は、[このフォルダのみ] (デフォルト) と [このフォルダとサブフォルダ] のオプションがあります。

  5. [アクセス権] ダイアログ・ボックスで [了解] をクリックして、現在の設定を適用し、ダイアログ・ボックスを閉じます。[アクセス権] ダイアログ・ボックスを表示したまま設定を適用するには、[適用] をクリックします。

別のファイルまたはフォルダのアクセス権を変更するには、そのオブジェクトを選択して、[選択] メニューの [属性] を選択します。 コマンド行に sdtfprop& と入力して [属性] ダイアログ・ボックスを起動する場合は、このダイアログ・ボックスで [ブラウズ] をクリックして、属性を表示するファイル名またはフォルダ名を選択できます。

マスクの詳細は、「アクセス権マスク」を参照してください。