メールクライアントは、メールボックスがメールサーバーにあり、/etc/mail/aliases ファイルのメール別名がメールボックスの位置を指しているメールサービスのユーザーです。
メールクライアントのシステムで root になります。
メールサーバーから /var/mail ディレクトリをマウントします。
メールディレクトリが自動的にマウントされるか、ブート時にマウントされます。
/var/mail を自動的にマウントするには、/etc/auto_direct を編集して下記のようなエントリを追加します。
/var/mail -rw,hard,actimeo=0 サーバー :/var/mail |
ブート時に /var/mail をマウントするには、etc/vfstab ファイルを編集して、メールサーバーに /var/mail ディレクトリのエントリを追加し、それをローカルの /var/mail ディレクトリにマウントします。
server:/var/mail - /var/mail nfs - no rw,hard,actimeo=0 |
システムを再起動するたびに、クライアントのメールボックスが自動的にマウントされます。クライアントのメールボックスをマウントするには、システムを再起動する前に、mountall と入力します。
NFS サーバーからメールをマウントするときは、メールボックスのロック機能とアクセスが正しく作動するように、actimeo=0 オプションを含める必要があります。
システム管理ツール (admintool) を使用して /etc/hosts ファイルを編集し、メールサーバーのエントリを追加します。
ネームサービスを使用している場合には、この手順は不要です。
別名ファイルの 1 つにクライアントのエントリを追加します。
異なるタイプのメール構成に対してメール別名を作成する方法については、 「メール別名の作成」を参照してください。
mail.local プログラムは、メッセージが初めて配信されるときに /var/mail ディレクトリでメールボックスを自動的に作成します。メールクライアントのために個々のメールボックスを作成する必要はありません。