メールシステムの管理

デバッグ

sendmail には多くのデバッグフラグがあり、これらは -d オプションを使って設定します。各デバッグフラグには番号とレベルがあり、レベルが高いほど「詳細な印刷」を意味します。通常、特定のコード部分をデバッグするのでない限り、9 より大きなレベルを設定する必要はありません。表 3-1 に、デバッグフラグの例を示します。

表 3-1 sendmail デバッグフラグの例

デバッグフラグ 

説明 

-d12

フラグ 12 をレベル 1 に設定 (デフォルト) 

-d12.3

フラグ 12 をレベル 3 に設定 

-d3-17

フラグ 3 から 17 までを レベル 1 に設定 (デフォルト) 

-d3-17.4

フラグ 3 から 17 までを レベル 4 に設定 

-d3, 17.4

フラグ 3 をレベル 1 に (デフォルト)、 フラグ 17 を レベル 4 に設定 

ソースコードがある場合、そのコードにあるデバッグフラグのリストを参照できます。