Solaris 2.x への移行

ファイルシステム

SunOS 5.6 と SunOS 4.x のファイルシステムは類似していますが、システムディレクトリとシステムファイルの位置と名前には変更が加えられています。5.6 には、新しいファイルシステムと新しい疑似ファイルシステムが追加される一方で、1 つのディレクトリが使用されなくなっています。

「ファイルシステムの変更」では、ファイルシステムの変更について説明しています。Solaris のシステム管理では、ファイルシステムの概念と管理について詳細に説明しています。

ファイルシステムの位置と名前の変更

ファイルシステムの位置と名前についての変更は、次のとおりです。

疑似ファイルシステム

疑似ファイルシステムとは、ディスクベースのシステムに存在する、論理的なファイルグループのことです。SunOS 5.6 には、TFS 疑似ファイルシステムは含まれていません。

SunOS 5.6 で使用されている疑似ファイルシステムは、次のとおりです。

追加されたファイルシステム

SunOS 5.6 のディレクトリ構造には、次のファイルシステムも含まれています。

除去されたファイルシステム

RFS ファイルシステムタイプのサポートは除去されました。