Solaris 2.x への移行

SCCS の使用

Solaris 2.6 のソースコード管理システム (SCCS) は SunOS 4.x の SCCS とは少し異なっています。コマンドとサブコマンドの同じセットが両方の環境でサポートされています。SunOS 4.x システムで使用される SCCS ディレクトリおよび s.files は Solaris 2.6 システムでも同様に動作します。

SunOS 4.x ソフトウェアでは、SCCS コマンドは /usr/sccs ディレクトリに置かれていました。Solaris 2.6 ではこれらのコマンドは他のプログラミングツールとともに /usr/ccs/bin に置かれています。

SunOS 4.x と Solaris 2.6 ユーティリティの相違の 1 つに読み取り不可能な s.file の処理があります。SunOS 4.x コマンドは、読み取り不可能な s.file が出現すると、エラーを出力して続行します。Solaris 2.6 コマンドはエラーを無視します。