Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版)

ハードウェアのサポート

Solaris オペレーティング環境は、新しいハードウェアのサポートに必要なソフトウェアを提供し続けます。

PCMCIA PC カード

PC カードの標準では、68 ピンのインタフェースによってクレジットカードサイズの周辺機器とコンピュータの PC カードソケットを接続するように定義しています。また、この規格では、PC カードを挿入すると動的にコンピュータがカードを構成し、制御できるようにするソフトウェアアーキテクチャについても定義しています。

Solaris 2.6 では、PC カード標準を UNIX に実装すると共に、多数の市販 PC カード用ドライバを提供しています。Solaris カードサービスは、PC カードのドライバインタフェースをバインドするのに ANSI C 言語を使うので、特定のプラットフォームやホストアーキテクチャに依存しないドライバを記述することができます。

詳細については、Sun の外部 Web ページの Device Driver Kit Web サイトにある『Writing PCMCIA Device Drivers』を参照してください。