Solaris 2.6 情報ライブラリ (SPARC 版)

mount コマンドの新しいオプション

UFS ファイルシステムで大規模ファイルのサポートを無効にするための、新しい mount オプションを用意しています。このオプションを使うと、システム管理者は大規模ファイルを安全に扱うことのできない古いアプリケーションでも継続して使用することができます。

デフォルトの mount オプションは largefiles です。largefiles オプションを指定してマウントされたファイルシステムでは、2G バイト以上のサイズのファイルを作成できます。

ただし、このオプションを指定してマウントされたファイルシステムには、2G バイト以上のサイズのファイルがなくてもかまいません。

largefiles オプションを指定してマウントされたファイルシステムに 2G バイト以上のサイズのファイルが作成されると、fsck コマンドを実行して大規模ファイルが存在しないことを確認するまでは nolargefiles オプションを指定してそのファイルシステムをマウントすることはできません。