内容一覧を表示すると、cpio コマンドはアーカイブ全体を処理しなければならないので、アーカイブファイルの読み込みに長時間かかります。
テープをテープドライブに挿入します。
cpio コマンドを使用してテープ上のファイルのリストを表示します。
$ cpio -civt < /dev/rmt/n
-c |
ファイルを ASCII 文字形式で読み込むように指定する。 |
-i |
cpio がコピーインモードで動作することを指定する (この時点ではファイルをリストするだけ)。 |
-v |
ls -l コマンドと同様の形式で出力が表示される。 |
-t |
指定したテープドライブ内のテープ上にあるファイルの内容一覧が表示される。 |
< /dev/rmt/n |
既存の cpio アーカイブの入力ファイルを指定する。 |
次の例では、ドライブ 0 のテープの目次に 3 つのファイルが入っています。
$ cpio -civt < /dev/rmt/0 drwxr-xr-x 2 rimmer users 0 Oct 28 09:17 1996, answers drwxr-xr-x 2 rimmer users 0 Oct 28 09:17 1996, sc.directives drwxr-xr-x 2 rimmer users 0 Oct 28 09:17 1996, tests 8 blocks