多くの実行可能プログラムが、適切に機能するように root (つまり、スーパーユーザー) により実行される必要があります。これらの実行可能プログラムは、ユーザー ID を 0 に設定して (setuid=0) 実行します。これらのプログラムを実行するユーザーは、root ID を使用するので、プログラムがセキュリティを念頭において作成されていない場合には、セキュリティ上の問題が発生する可能性があります。
setuid を root に設定して出荷される実行可能プログラムを除き、setuid プログラムを使用不可にするか、少なくとも使用を最小限度に制限しておく必要があります。