(省略可能) root または他のユーザーの crontab ファイルを表示する場合は、スーパーユーザーになります。
次のように入力して、crontab ファイルを表示します。
$ crontab -l [username]
username |
他のユーザーのアカウント名。作成したり編集するにはスーパーユーザー特権が必要。 |
誤ってオプションを指定しないで crontab コマンドを入力した場合は、使用しているエディタの割り込み文字キーを押してください。これで、変更結果を保存せずに crontab コマンドを終了できます。この時点でファイルを終了して変更結果を保存すると、既存の crontab ファイルが空のファイルで上書きされてしまいます。
次の例で、どのように crontab -l を使用してデフォルトユーザー、デフォルト root、他のユーザーの crontab ファイルを表示するかを示します。
$ crontab -l 13 13 * * * chmod g+w /usr/documents/*.book > /dev/null 2>&1 $ su Password: # crontab -l #ident "@(#)root 1.12 94/03/24 SMI" /* SVr4.0 1.1.3.1 */ # # The root crontab should be used to perform accounting data # collection. # # The rtc command is run to adjust the real time clock if and when # daylight savings time changes. # 0 2 * * 0,4 /etc/cron.d/logchecker 5 4 * * 6 /usr/lib/newsyslog 15 3 * * * /usr/lib/fs/nfs/nfsfind 1 2 * * * [ -x /usr/sbin/rtc ] && /usr/sbin/rtc -c > /dev/null 2>&1 20 * * * * [ -x /usr/lib/inet/ntpdate ] && /usr/lib/inet/ntpdate -m 224.0.1.1 >/dev/null 2>&1 # crontab -l jones 13 13 * * * cp /home/jones/work_files /usr/backup/. > /dev/null 2>&1