エディタを使用できることを確認します。
(省略可能) root または他のユーザーが所有する crontab ファイルを作成または編集する場合は、スーパーユーザーになります。
次のように入力して、新しい crontab ファイルを作成するか、既存の crontab ファイルを編集します。
$ crontab -e [username]
username |
他のユーザーのアカウント名。作成したり編集するにはスーパーユーザー特権が必要。 |
誤ってオプションを指定しないで crontab コマンドを入力した場合は、使用しているエディタの割り込み文字キーを押してください。これで、変更結果を保存しないでエディタを終了できます。この時点でファイルをクローズして変更結果を保存すると、既存の crontab ファイルを空のファイルで上書きしてしまいます。
「crontab ファイルエントリの構文」で説明している構文に従って、コマンド行を crontab ファイルに追加します。
crontab ファイルをクローズして、変更結果を保存します。
crontab ファイルは /usr/spool/cron/crontabs に格納されます。
crontab -l コマンドを使用して、crontab ファイルを確認します。
# crontab -l [username]
次の例は、他のユーザーのための crontab ファイルをどのように作成するかを示します。
# crontab -e jones
新しい crontab ファイルに次のコマンドエントリを追加すると、毎日曜日の午前 1 時に、ユーザー jones のホームディレクトリから、すべてのログファイルが自動的に削除されます。このコマンドエントリは出力先を変更しないので、出力先変更文字がコマンド行の *.log の後に追加されて、そのコマンドが正しく実行されるようにしています。
# This command helps clean up user accounts. 1 0 * * 0 rm /home/jones/*.log > /dev/null 2>&1