必要なデータファイルは次の 4 種類あります。
/var/named/named.ca
named.ca ファイルの詳細は、「named.ca ファイルの設定」、および『Solaris ネーミングの管理』を参照してください 。内部で一貫性さえとれていれば、このファイルには何でも好きな名前を付けることができます。
/var/named/hosts
hosts ファイルの詳細は、「hosts ファイルの設定 」、および『Solaris ネーミングの管理』を参照してください。
hosts はファイルの目的や中身を表す総称名です。しかし、/etc/hosts との混乱を避けるため、このファイルには hosts 以外の名前を付けることをお勧めします。最も一般的な名前の例は、db.domainname です。たとえば、doc.com ドメインにある hosts ファイルであれば、その名前は db.doc となります。
ゾーンがいくつかに分かれている場合、各ゾーンにはそれぞれ専用の hosts ファイルが必要です。そして、各ゾーンの hosts ファイルにはそれぞれ固有の名前が付けられていなければなりません。たとえば、doc.com と sales.doc.com に分けられている DNS ドメインであれば、一方の hosts ファイルの名前は db.doc、もう一方の名前は db.sales とします。
/var/named/hosts.rev
hosts.rev ファイルの詳細は、「hosts.rev ファイルの設定 」、および『Solaris ネーミングの管理』 を参照してください
hosts.rev はファイルの目的や中身を表す総称名です。ゾーンがいくつかに分かれている場合、各ゾーンにはそれぞれ専用の hosts.rev ファイルが必要です。そして、各ゾーンの hosts.rev ファイルにはそれぞれ固有の名前が付けられていなければなりません。たとえば、doc.com と sales.doc.com に分けられている DNS ドメインであれば、一方の hosts.rev ファイルの名前は doc.rev 、もう一方の名前は sales.rev とします。
/var/named/named.local
named.local ファイルの詳細は、「named.local ファイルの設定」、および『Solaris ネーミングの管理』を参照してください。内部で一貫性が取られてさえいれば、このファイルには何でも好きな名前を付けることができます。