Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)

状態ファイルの編集

状態ファイルを作成したら、インストール先ホストに対してローカルパラメータが正しく設定されることを保証するために、生成された状態ファイルを編集する必要があります。これらのパラメータには、ホスト名、ドメイン名、IP アドレスなどの設定が含まれます。


注意 – 注意 –

サイレントインストール用に作成した状態ファイルの一部のパラメータには、管理者パスワードなどの機密データが指定されます。配備しても安全なように、ファイルが保護されていることを確認してください。


初期状態ファイルの生成元と異なるプラットフォームへのインストールを計画している場合、状態ファイルの ID の変更が必要になる場合があります。

この節で説明する内容は、次のとおりです。

状態ファイルの編集のガイドライン

状態ファイルを編集するときは、ここで示すガイドラインに従ってください。

ローカルパラメータの編集

次の表は、インストールする製品コンポーネントやホストに応じて編集の必要があるパラメータを示しています。たとえば、状態ファイルを生成したホストが、インストール先のホストと同じドメインに含まれるか、などの条件が影響します。

各パラメータの説明については、『Sun Java Enterprise System 5 インストールリファレンス (UNIX 版)』の第 3 章「設定情報」にある表を参照してください。

表 5–2 サイレントインストールでよく編集される状態ファイルのパラメータ

構成要素 

パラメータ名 

共通サーバー設定 

CMN_HOST_NAME

CMN_DOMAIN_NAME

CMN_IPADDRESS

CMN_ADMIN_USER

CMN_ADMIN_PASSWORD

CMN_SYSTEM_USER

CMN_SYSTEM_GROUP

Access Manager 

IS_WS_HOST_NAME

IS_WS_INSTANCE_DIR (Web Server が Web コンテナの場合)

CONSOLE_HOST

IS_SERVER_HOST

IS_DS_HOST

IS_DS_HOSTNAME

COOKIE_DOMAIN_LIST

Application Server 

ASNA_ADMIN_HOST_NAME

AS_WEB_SERVER_LOCATION

AS_WEB_SERVER_PLUGIN_TYPE

Directory Server 

CREATE_INSTANCE

DSEE_INSTANCE_DIR

DSEE_INSTANCE_PORT

DSEEE_INSTANCE_SSL_PORT

DSEE_DN_MANAGER

DSEE_INSTANCE_USER

DSEE_INSTANCE_GROUP

DSEE_INSTANCE_PASSWORD

DSEE_SUFFIX

Portal Server 

PS_PORTALACCESS_URL

形式は //hostname.domainname :port+deploy_uri)

PS_DEPLOY_INSTANCE

Portal Server Secure Remote Access 

SRA_SERVER_DOMAIN

SRA_GW_HOSTNAME

SRA_GW_DOMAIN

SRA_GW_IPADDRESS

SRA_NLP_HOSTNAME

SRA_NLP_DOMAIN

SRA_NLP_IPADDRESS

SRA_RWP_HOSTNAME

SRA_RWP_DOMAIN

SRA_RWP_IPADDRESS

Web Server 

WS_ADMIN_HOST

Web Proxy Server 

CMN_WPS_INSTALLDIR

WPS_ADMIN_USER

WPS_ADMIN_PASSWORD

WPS_ADMIN_PORT

WPS_ADMIN_RUNTIME_USER

WPS_INSTANCE_RUNTIME_USER

WPS_ISNTANCE_PORT

WPS_INSTANCE_AUTO_START

WPS_PROXY_DOMAIN