Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)

第 1 段階: Sun Cluster フレームワークのインストールと設定

クラスタのすべてのノードで、次のタスクを実行する必要があります。

ProcedureSun Cluster フレームワークのインストールシーケンスを作成するには、次の手順に従います。

  1. ハードウェアがクラスタに正しく接続されているかどうか確認します。

  2. インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。

    どのシーケンスガイドラインを適用するのかをチェックします。表 2–1を参照してください。

  3. インストールの前提要件をチェックします。

    どのインストール前提条件を適用するのかをチェックします。表 1–3を参照してください。

  4. Java ES インストーラを実行します。

    Solaris 10 では、Sun Cluster ソフトウェアを大域ゾーンにのみインストールできます。

  5. コンポーネントの選択で、Sun Cluster 製品コンポーネントだけを選択します。


    ヒント –

    「今すぐ設定」インストール時に、Sun Cluster のリモート設定のサポートを有効にするかどうかの指定が求められます。「はい」を選択すると、Sun Cluster ソフトウェアのインストール後の設定が容易になります。


  6. 「あとで設定」タイプを選択します。

  7. 必要に応じて、追加機能に対応するための Sun Cluster サポートを手動でインストールします。RSMAPI (SUNWscrif)、SCI-PCI アダプタ (SUNWsci )、RSMRDT ドライバ (SUNWscrdt) です。

    詳細は、『Sun Cluster Software Installation Guide for Solaris OS』を参照してください。

  8. 手順に従って、クラスタの各ホストに対して Sun Cluster フレームワークを設定します。

    『Sun Cluster Software Installation Guide for Solaris OS』の第 2 章「Installing and Configuring Sun Cluster Software」に示す手順に従います。Sun Cluster のドキュメントで Sun Cluster CD-ROM の部分を、同等の Java ES CD-ROM の名前に置き換えてください。

    リソースグループの作成およびデータサービスの設定に関するドキュメントについては、『Sun Cluster Data Services Planning and Administration Guide for Solaris OS』を参照してください。