Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)

インストール後設定のあとの確認

ここでは、Java ES 製品コンポーネントのインストール後設定の完了後に、それらのコンポーネントが正しく動作していることを確認するための指針を示します。

Java ES を起動するには、特定の順序で製品コンポーネントを 1 つずつ起動します。ガイドライン:

Java ES 製品コンポーネントセット全体を起動するための一般的なシーケンスは、次の表に示すとおりです。左側の列は起動手順の実行順序、中央の列は作業の内容、右側の列は作業の実行手順が解説されている場所をそれぞれ示しています。

表 7–1 Java ES の推奨起動シーケンス

順序 

作業 

説明の場所 

Directory Server を起動します。 

「Directory Server の起動と停止」

使用する Web コンテナを起動します。Access Manager と Portal Server がインストールされている場合は、それらが自動的に起動されます。 

- Application Server を起動します (これにより Message Queue が起動)。 

「Application Server の起動と停止」

- Web Server を起動します。 

「Web Server の起動と停止」

- IBM WebSphere Server を起動します。 

このサーバーに関しては、サードパーティーの資料を参照してください。 

– BEA WebLogic Server を起動します。 

このサーバーに関しては、サードパーティーの資料を参照してください。 

Portal Server Secure Remote Access を起動します。 

「Portal Server Secure Remote Access の起動と停止」

Web Proxy Server を起動します。 

「Web Proxy Server の起動と停止」

Service Registry を起動します 

『Service Registry 3.1 管理ガイド』

Monitoring Console を起動します。 

『Sun Java Enterprise System 5 監視ガイド (UNIX 版)』「Monitoring Console の起動」

Java ES 製品コンポーネントセット全体を停止するときは、このシーケンスと逆の順序で行います。