Portal Server の起動と停止のメカニズムは、実行先の Web コンテナ (Sun Java Systems またはサードパーティー製) の起動と停止のメカニズムの一部です。Portal Server は、Directory Server、Access Manager、および Access Manager SDK にも依存します。インストールと設定のあとで Sun の Web コンテナ、Access Manager、および Portal Server を起動する方法については、次の各節を参照してください。
Portal Server 管理者は Access Manager コンソールを使用して、Portal Server デスクトップへのエンドユーザーアクセスを管理します。Access Manager コンソールを開く方法については、「Access Manager の起動と停止」を参照してください。
インストール後設定の完了後にエンドユーザー Portal Server Desktop にアクセスする手順は、以下のとおりです。
Portal Server の Web プロトコルとして、HTTP または HTTPS を使用できます。デフォルトでは、ホストは hostname.domain です。
ブラウザウィンドウで、次の URL 形式を使用してサンプルデスクトップを表示します (デフォルトの Portal Access URL およびデフォルトの配備 URI は /portal)。
http://hostname.domain:port/portal
URL を入力すると開始画面が開き、Portal Server の簡単な説明と、インストール時に選択したサンプルポータルへのリンクが表示されます。リンクの 1 つをクリックすると、そのサンプルポータルの匿名ポータルデスクトップにアクセスします。サンプルデスクトップが問題なく表示される場合は、Portal Server のインストールは正常に行われています。
ブラウザに次のように入力します。
http:// hostname.domain:port/psconsole
指定されているポート (デフォルトは 443) 上でゲートウェイが動作していることを確認します。
netstat –an | grep port-number
ゲートウェイが動作していない場合は、次のコマンドを使用してゲートウェイを起動します。
PortalServer-base /bin/psadmin start-sra-instance –u amadmin -f amadmin-password-file – –instance-type gateway – –instance-name GatewayInstancename
ログファイルを表示して、問題が記録されていないことを確認します。
ブラウザにゲートウェイ URL を入力し、セキュリティー保護されたモードで Portal Server を実行します。
https://gateway-hostname,domainname:port
インストール時にデフォルトポート 443 番を選択した場合は、そのポート番号を指定する必要はありません。
モバイル装置の場合は、次の URL 形式を使用します。
http://hostname.domain:port/portal/dt
Portal Server URL と配備 URI は一致している必要があります。たとえば、Portal Server URL が http:// hostname.domain:port/portal の場合は、配備 URI は /portal にします。
ポータル ID: デフォルト値は portal1 です。
検索 ID: デフォルト値は search1 です。
配備 URI: デフォルト値は /portal です。
Solaris OS では、新しいブラウザウィンドウに次の URL を指定して、サンプルデスクトップを表示します。
http://beaweblogic-host : port/portal
サンプルデスクトップを表示することで、Portal Server が正常に BEA WebLogic に配備されていることを確認できます。