Access Manager、Application Server、または Message Queue のアップグレード時に、「選択したすべてのコンポーネントに多言語パッケージをインストール」オプションをユーザーが選択した場合でも、インストーラはローカリゼーションパッケージをアップグレードしません。
解決方法: アップグレードの前に、『Sun Java Enterprise System 5 アップグレードガイド (UNIX 版)』で説明されている手順を使用して既存のローカリゼーションパッケージを削除します。
リリース 3 またはリリース 4 の Application Server (バージョン 8.1) を実行しているシステム上で、いずれかの Java Enterprise System コンポーネントを Java ES 5 にアップグレードしたあとに JSP ページをコンパイルすると、Application Server がエラーを報告します。
解決方法: Application Server を Java ES 5 にアップグレードするか、次のパッチを Application Server 8.1 に適用します。
Solaris の場合: 119166–17
Linux の場合: 119168–17
Application Server を実行している Linux システム上で Java ES コンポーネントを Java ES 5 にアップグレードしたあとに、一部の配備済みアプリケーションを起動しようとすると Java.security.AccessControlException がスローされます。この問題は、Java ES 5 で ant の場所が変更されたことが原因で発生します。
解決方法: Application Server を Java ES 5 にアップグレードするか、次の手順に従います。
Application Server の config/asenv.conf ファイルで、AS_ANT_LIB の値を "/opt/sun/lib" から "/opt/sun/share/lib" に変更します。
Application Server を再起動します。
Web Server に配備された Portal Server IFR (Interim Feature Release) 7.0 2005Q4 をアップグレードするとき、標準と異なる順序でコンポーネントをアップグレードする必要があります。詳細は、『Sun Java Enterprise System 5 アップグレードガイド (UNIX 版)』を参照してください。
Java ES 2005Q1 または 2005Q4 で インスタントメッセージング の監視機能を有効にした場合、Java ES 5 にアップグレードしたあとで、プロパティーファイルを手動でアップグレードする必要があります。
解決方法: 特定のホスト上で インスタントメッセージング インスタンスをアップグレードしたあとで、新しい mfwk.properties ファイルを編集し、古い agent.properties ファイルから保持する設定パラメータを含めます。