Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (UNIX 版)

PointBase

ここでは、PointBase に関する既知の問題とその解決方法を示します。

アプリケーションの接続プールに対して遮断レベルを設定すると、PointBase で例外が発生する。(ID 6184797)

説明

PointBase データベースインストールを指している JDBC 接続プールについて、transaction-isolation-level プール属性をデフォルト (Connection.TRANSACTION_READ_COMMITTED) 以外の任意の値に設定すると、例外が発生します。ただし、その他のデータベースを指すプールについてデフォルト以外の値にこのパラメータを設定しても、例外はスローされません。

解決方法

PointBase データベースを指す JDBC 接続プールについては、transaction-isolation-level を設定しないでください。

ネットワークサーバードライバと組み込みドライバを一緒に使用すると、PointBase が例外をスローする。(ID 6204925)

説明

ネットワークサーバードライバと組み込みドライバを同時に使用すると、PointBase が例外をスローすることがあります。

解決方法

組み込みドライバとネットワークサーバードライバの両方ではなく、どちらか一方だけを使用してください。

デフォルトのPointBase データベースが上書きされるというアップグレードの問題がある。(ID 6264969、6275448)

説明

Application Server Enterprise Edition 8.2 にアップグレードすると、アップデートリリースパッチによって Pointbase デフォルトデータベースが上書きされます。

解決方法

アップグレードの前に存在していたスキーマまたはデータを、すべて再作成または再入力します。テーブル生成オプションを使用して CMP Beans を含むアプリケーションを配備した場合は、テーブルを再作成するために、アプリケーションの配備の取消しまたは再配備を行う必要があります。