Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 リリースノート (UNIX 版)

説明

HADB 4.3-0.16 以降は、共有メモリーセグメントを作成してそれに接続するときに Intimate Shared Memory を使用するように設定されています (SHM_SHARE_MMU フラグを使用)。このフラグを使用すると、必然的に共有メモリーセグメントが物理メモリーにロックされ、ページアウトできなくなります。このため、ローエンドマシンへのインストールでは、問題が発生する可能性が高くなっています。

したがって、Application Server 7.0 EE の使用時に開発者のマシンで 512M バイトのメモリーと十分なスワップ空間が利用でき、その後 7.1 EE 以降をインストールした場合、デフォルトの clsetup クラスタを設定するときに問題が発生します。このクラスタでは 2 つの HADB ノードが作成されて、それぞれの devicesize512 になり、両方のノードに必要な共有メモリーをサポートするのに十分な物理 RAM がないことになります。