JMS 仕様の節 |
説明と Message Queue における実装 |
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「メッセージ ID に対しては、メッセージの作成とサイズの拡大に力を注いできたことから、一部には、メッセージ ID がアプリケーションで使用されないというヒントが与えられれば、メッセージオーバーヘッドを最適化できる JMS プロバイダも存在します。JMS メッセージプロデューサは、メッセージ ID を無効にするためのヒントを与えてくれます。」 Message Queue 実装: 製品は、メッセージ ID の生成を無効にしません。MessageProducer での setDisableMessageID() 呼び出しは、すべて無視されます。すべてのメッセージは、有効な MessageID 値を持ちます。 |
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3.4.12 メッセージのヘッダーフィールドのオーバーライド |
「JMS では、管理者がこれらのヘッダーフィールド値をオーバーライドする方法を、具体的に規定してはいません。JMS プロバイダは、この管理オプションをサポートする必要はありません。」 Message Queue 実装: Message Queue 製品では、クライアントランタイムの設定を通じて、メッセージヘッダーフィールド値の管理的オーバーライドをサポートしています。「メッセージヘッダー」を参照してください。 |
3.5.9 JMS の定義済みプロパティー |
「JMS では、JMS の定義済みプロパティー用として、JMSX プロパティー名のプレフィックスを予約しています。」「特に記述がないかぎり、これらのプロパティーのサポートはオプションです。」 Message Queue 実装: JMS 1.1 仕様で定義済みの JMSX プロパティーは、Message Queue 製品でサポートされています。『Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド』の付録 B「Stability of Message Queue Interfaces」を参照してください。 |
3.5.10 プロバイダ固有のプロパティー |
「JMS では、プロバイダ固有のプロパティー用として、JMS_<vendor_name > というプロパティー名のプレフィックスを予約しています。」 Message Queue 実装: プロバイダ固有のプロパティーの目的は、プロバイダにネイティブなクライアントで JMS をサポートするのに必要な、特殊な機能を提供することです。これらは、JMS 対 JMS のメッセージングには使用できません。 |
4.4.8 分散トランザクション |
「JMS では、プロバイダが分散トランザクションをサポートすることを必要としていません。」 Message Queue 実装: 分散トランザクションは、このリリースの Message Queue 製品でサポートされています。「トランザクション」を参照してください。 |
4.4.9 複数のセッション |
「JMS では、PTP ポイントツーポイント分散モデル について、同じキューに同時にアクセスする QueueReceivers に対するセマンティクスを指定していません。しかし、JMS がこの機能のサポートを禁止しているわけではありません。」詳細は、JMS 仕様の 5.8 節を参照してください。 Message Queue 実装: Message Queue 実装は、複数のコンシューマへのキュー配信をサポートしています。詳細は、「ポイントツーポイントメッセージング」を参照してください。 |