Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 技術の概要

セレクタを使用したメッセージのフィルタ処理

メッセージコンシューマは、メッセージセレクタを使用して、プロパティが特定の選択条件に一致するメッセージだけをメッセージサービスによって配信させることができます。コンシューマを作成するときに、この基準を指定します。

セレクタは SQL に似た構文を使用してメッセージプロパティーを照合します。たとえば次のようになります。

color = ”red’
size > 10

Java クライアントも、キューをブラウズしているときに、セレクタを指定できます。これにより、選択したメッセージのうちコンシュームされるのを待機しているメッセージを確認できます。