メッセージコンシューマは、同期または非同期のどちらかのメッセージのコンシュームをサポートしています。
同期コンシュームとは、メッセージを配信してコンシュームするよう、コンシューマが明示的に要求することを意味します。
メッセージの要求で使用するメソッドに応じて、同期コンシューマは、メッセージが届くまで無期限に待機するか、指定された時間だけメッセージを待機するか、またはコンシュームされる準備ができているメッセージがない場合にすぐに応答するかを選択できます。「コンシュームされる」とは、オブジェクトがすぐにクライアントで利用できることを意味します。正常に送信されてもブローカが処理を完了していないメッセージは、コンシュームされる準備ができていません。
非同期コンシュームでは、コンシューマとして登録されているメッセージリスナーオブジェクト (MessageListener) にメッセージが自動的に配信されます。セッションスレッドがメッセージリスナーオブジェクトの onMessage() メソッドを呼び出すと、クライアントはメッセージをコンシュームします。