Sun Java System Access Manager 7.1 管理ガイド

検証プラグインインタフェース

管理者は、レルムに適したユーザー名またはパスワード検証ロジックを作成し、そのロジックを認証サービスにプラグインできます。この機能は、LDAP およびメンバーシップの認証モジュールのみでサポートされます。ユーザーを認証したりパスワードを変更したりする前に、Access Manager はこのプラグインを呼び出します。検証が成功すると認証が継続され、失敗すると認証失敗時に返すページがスローされます。プラグインは、サービス管理 SDK の一部である com.iplanet.am.sdk.AMUserPasswordValidation クラスを拡張します。SDK についての情報は、Access Manager Javadocs の com.iplanet.am.sdk パッケージを参照してください。

Procedure検証プラグインを作成して設定する

  1. 新しいプラグインクラスは、com.iplanet.am.sdk.AMUserPasswordValidation クラスを拡張し、validateUserID() および validatePassword() メソッドを実装します。検証が失敗した場合は、AMException がスローされます。

  2. プラグインクラスをコンパイルし、.class ファイルを必要な場所に配置します。実行時に Access Manager がプラグインにアクセスできるように、クラスパスを更新します。

  3. 最上位の管理者として Access Manager コンソールにログインします。「設定」タブをクリックし、管理サービスの属性にアクセスします。「ユーザー ID とパスワードの検証プラグインクラス」フィールドにパッケージ名を含むプラグインクラスの名前を入力します。

  4. ログアウトし、ログインし直します。