Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

接続サービスのアクセス制御

ACL プロパティーファイルの接続アクセス制御のセクションには、ブローカの接続サービスのアクセス制御規則が含まれます。接続アクセス制御規則の構文は次のとおりです。

connection.resourceVariant.
access.principalType=
principals

resourceVariant には 2 つの値が定義されています: NORMALADMIN。これらの定義済みの値は、アクセス権を付与できる唯一のタイプの接続サービスです。

デフォルトの ACL プロパティーファイルは、すべてのユーザーに NORMAL 接続サービスへのアクセス権を付与し、グループ admin のユーザーに ADMIN 接続サービスへのアクセス権を付与します。

connection.NORMAL.allow.user=*
connection.ADMIN.allow.group=admin

ファイルベースのユーザーリポジトリを使用している場合、ユーザーマネージャーユーティリティーによりデフォルトのグループ admin が作成されます。LDAP ユーザーリポジトリを使用している場合、次のいずれかを実行して、デフォルトの ACL プロパティーファイルを使用します。

接続アクセス権限を制限できます。たとえば、次の規則では Bob が NORMAL にアクセスすることは拒否されますが、ほかのユーザーはすべてアクセスが許可されます。

connection.NORMAL.deny.user=Bob
connection.NORMAL.allow.user=*

アスタリスク (*) 文字を使用して、すべての認証済みユーザーまたはグループを指定できます。

ACL プロパティーファイルを使用して ADMIN 接続へのアクセスを付与する方法は、次のように、ファイルベースのユーザーリポジトリと LDAP ユーザーリポジトリでは異なります。