一貫性を保って保守しやすくするため、ブローカごとに共有クラスタ設定プロパティーを設定する代わりに、すべての共有クラスタ設定プロパティーを 1 つのクラスタ設定ファイルに集めることをお勧めします。この手法では、それぞれのブローカのインスタンス設定ファイルで imq.cluster.url プロパティーを設定し、クラスタ設定ファイルの場所を指定する必要があります。たとえば、次のように指定します。
imq.cluster.url=file:/home/cluster.properties
クラスタ設定ファイルでは、接続するブローカのリスト (imq.cluster.brokerlist)、cluster 接続サービスに使用するトランスポートプロトコル (imq.cluster.transport )、任意でマスターブローカのアドレス (imq.cluster.masterbroker) など、クラスタに属しているすべてのブローカの共有設定プロパティーを定義します。次のコードでは、前の例と同じクラスタが定義され、ctrlhost で動作するブローカがマスターブローカになります。
imq.cluster.brokerlist=host1:9876,host2:5000,ctrlhost imq.cluster.masterbroker=ctrlhost