inbufsz プロパティーは、ソケットからのデータを読み取る入力ストリームのバッファーサイズを設定します。同様に、outbufsz は、ブローカがデータをソケットに書き込むために使用する出力ストリームのバッファーサイズを設定します。
一般に、どちらのパラメータも受信パケットまたは送信パケットの平均サイズより多少大きい値に設定する必要があります。経験上、これらのプロパティーはパケットの平均サイズに 1K バイトを足した値 (K バイト単位で四捨五入) に設定すると良いでしょう。たとえば、本文が 1K バイトのパケットをブローカで受信している場合、パケット全体のサイズ (メッセージ本文 + ヘッダー + プロパティー) は約 1200 バイトです。inbufsz を 2K バイト (2048 バイト) にすると、妥当なパフォーマンスが得られます。inbufsz または outbufsz をそのサイズより大きくすると多少パフォーマンスは改善しますが、接続ごとに必要なメモリーも増えます。