Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

コマンド行の構文

Message Queue のコマンド行ユーティリティーはシェルコマンドです。ユーティリティーの名前はコマンドであり、そのサブコマンドやオプションは、そのコマンドに渡される引数です。ユーティリティーを開始または終了するためのコマンドは別途必要ありません。

コマンド行ユーティリティーはすべて、次のコマンド構文を共有します。

   utilityName [subcommand] [commandArgument] [ [-optionName [optionArgument]] … ]

utilityName は、次のいずれかになります。

サブコマンドおよびコマンドレベル引数を指定する場合は、すべてのオプションとそれらの引数の前に指定する必要があります。オプションは任意の順序で指定できます。サブコマンド、コマンドの引数、オプション、およびオプションの引数はすべて、スペースで区切ります。オプションの引数の値にスペースが含まれる場合は、値全体を引用符で囲む必要があります。属性と値の組み合わせは、通常、引用符で囲んでおきます。

デフォルトブローカを起動する次のコマンドは、サブコマンド節がないコマンド行の例です。

   imqbrokerd

次のコマンドは、より多くの項目を含む例です。

   imqcmd  destroy dst  -t q  -n myQueue  -u admin  -f  -s

このコマンドでは、myQueue という名前のキュー送信先 (送信先タイプ q) が破棄されます。認証はユーザー名 admin で実行され、コマンドによってパスワードが要求されます。確認の要求はされず (-f オプション)、出力を表示しないサイレントモードで実行されます (-s オプション)。