Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

ブローカ管理

コマンドユーティリティーではブローカを起動できません。代わりにブローカユーティリティー (imqbrokerd) を使用します。ブローカの起動後は、表 13–2 に示す imqcmd サブコマンドを使用して、ブローカを管理および制御できます。

表 13–2 ブローカ管理のためのコマンドユーティリティーサブコマンド

構文 

説明 

shutdown bkr [-b hostName :portNumber]

ブローカをシャットダウンします

restart bkr [-b hostName :portNumber]

ブローカを再起動します

ブローカをシャットダウンしてから、そのブローカの起動時に指定されたオプションを使用して再起動します。 

pause bkr [-b hostName :portNumber]

ブローカを停止します

詳細については、「ブローカの停止」を参照してください。

resume bkr [-b hostName :portNumber]

ブローカを再開します

update bkr [-b hostName :portNumber]

    -o property1= value1


    [ [-o property2 =value2] … ]


ブローカのプロパティーを設定します 

ブローカのプロパティーについては、第 14 章「ブローカのプロパティーのリファレンス」を参照してください。

reload cls

クラスタ設定を再読み込みします [ブローカクラスタに対してのみ適用します]

すべての持続情報を最新の状態にします。 

query bkr -b hostName :portNumber

ブローカのプロパティー値を一覧表示します 

クラスタでは、指定されたブローカに接続している実行中のすべてのブローカも一覧表示します。 

metrics bkr [-b hostName :portNumber]

    [-m metricType]


    [-int interval]


    [-msp numSamples]


ブローカのメトリックスを表示します 

-m オプションでは、表示するメトリックスのタイプを指定します。

    ttl: ブローカで送受信されているメッセージとパケット


    rts: ブローカで送受信されているメッセージとパケットのフローレート (秒単位)


    cxn: 接続、仮想メモリーヒープ、およびスレッド


デフォルト値: ttl

-int オプションでは、メトリックスを表示する間隔を秒単位で指定します。デフォルト値: 5

-msp オプションでは、表示するサンプル数を指定します。デフォルト値: 無制限 (無限)。