コマンドユーティリティーではブローカを起動できません。代わりにブローカユーティリティー (imqbrokerd) を使用します。ブローカの起動後は、表 13–2 に示す imqcmd サブコマンドを使用して、ブローカを管理および制御できます。
表 13–2 ブローカ管理のためのコマンドユーティリティーサブコマンド
構文 |
説明 |
---|---|
shutdown bkr [-b hostName :portNumber] | |
restart bkr [-b hostName :portNumber] |
ブローカをシャットダウンしてから、そのブローカの起動時に指定されたオプションを使用して再起動します。 |
pause bkr [-b hostName :portNumber] |
詳細については、「ブローカの停止」を参照してください。 |
resume bkr [-b hostName :portNumber] | |
update bkr [-b hostName :portNumber] -o property1= value1 [ [-o property2 =value2] … ] |
ブローカのプロパティーを設定します ブローカのプロパティーについては、第 14 章「ブローカのプロパティーのリファレンス」を参照してください。 |
reload cls |
クラスタ設定を再読み込みします [ブローカクラスタに対してのみ適用します] すべての持続情報を最新の状態にします。 |
query bkr -b hostName :portNumber |
ブローカのプロパティー値を一覧表示します クラスタでは、指定されたブローカに接続している実行中のすべてのブローカも一覧表示します。 |
metrics bkr [-b hostName :portNumber] [-m metricType] [-int interval] [-msp numSamples] |
ブローカのメトリックスを表示します -m オプションでは、表示するメトリックスのタイプを指定します。 ttl: ブローカで送受信されているメッセージとパケット rts: ブローカで送受信されているメッセージとパケットのフローレート (秒単位) cxn: 接続、仮想メモリーヒープ、およびスレッド デフォルト値: ttl。 -int オプションでは、メトリックスを表示する間隔を秒単位で指定します。デフォルト値: 5。 -msp オプションでは、表示するサンプル数を指定します。デフォルト値: 無制限 (無限)。 |