表 13–5 に、物理的送信先を管理するための imqcmd サブコマンドを示します。-t (送信先タイプ) オプションには常に、2 つの値のいずれかを指定できます。
q: キュー送信先
t: トピック送信先
構文 |
説明 |
---|---|
create dst -t destType -n destName [-o property1 =value1] [ [ -o property2 =value2] … ] |
物理的送信先を作成します [マスターブローカが一時的に使用できなくなっているブローカクラスタでは実行できません。] 送信先名 destName は、スペースを含まない英数字だけを使用でき、英字、下線 (_)、またはドル記号 ($) 文字で始める必要があります。文字列 mq で始めることはできません。 |
destroy dst -t destType -n destName |
物理的送信先を破棄します この操作は、デッドメッセージキューなど、システムが作成した送信先には適用できません。 |
pause dst [-t destType -n destName] [-pst pauseType] |
-t および -n オプションで指定された物理的送信先のメッセージ配信を停止します。これらのオプションを指定しない場合は、すべての送信先が停止されます。 -pst オプションでは、停止するメッセージ配信のタイプを指定します。 CONSUMERS: メッセージコンシューマへの配信を停止します PRODUCERS: メッセージプロデューサへの配信を停止します ALL: すべてのメッセージ配信を停止します デフォルト値: ALL |
resume dst [-t destType -ndestName] |
物理的送信先のメッセージ配信を再開します -t および -n オプションで指定された物理的送信先のメッセージ配信を再開します。これらのオプションを指定しない場合は、すべての送信先が再開されます。 |
update dst -t destType -n destName -o property1= value1 [ [ -o property2 =value2] … ] |
物理的送信先のプロパティーについては、第 15 章「物理的送信先のプロパティーのリファレンス」を参照してください。 |
purge dst -t destType -n destName | |
compact dst [-t destType -n destName] |
-t および -n オプションで指定された物理的送信先のファイルベースの持続データストアを圧縮します。これらのオプションを指定しない場合は、すべての送信先が圧縮されます。 圧縮する前に、対象の送信先を停止する必要があります。 |
list dst [-t destType] [-tmp] |
物理的送信先を一覧表示します -t オプションで指定されたタイプのすべての物理的送信先を一覧表示します。送信先タイプを指定しない場合は、キューとトピックの両方の送信先が一覧表示されます。-tmp オプションを指定した場合は、一時的送信先も一覧表示されます。 |
query dst -t destType -n destName | |
metrics dst -t destType -n destName [-m metricType] [-int interval] [-msp numSamples] |
物理的送信先のメトリックスを表示します -m オプションでは、表示するメトリックスのタイプを指定します。 ttl: 送信先で送受信されているメッセージとパケットおよびメモリー内のメッセージとパケット rts: ブローカで送受信されているメッセージとパケットのフローレート (秒単位)、およびその他のレート情報 con: メッセージコンシューマに関するメトリックス dsk: ディスク使用率 デフォルト値: ttl。 -int オプションでは、メトリックスを表示する間隔を秒単位で指定します。デフォルト値: 5。 -msp オプションでは、表示するサンプル数を指定します。デフォルト値: 無制限 (無限)。 |