Sun Java System Message Queue 3.7 UR1 管理ガイド

ManagedConnectionFactory JavaBean

管理対象接続ファクトリでは、リソースアダプタがメッセージ駆動型 Bean に提供する接続の定義を行います。表 17–2 では、ManagedConnectionFactory JavaBean のプロパティーを示します。これらのプロパティーが設定された場合、ResourceAdapter JavaBean の対応するプロパティーは上書きされます。

表 17–2 管理対象接続ファクトリのプロパティー

プロパティー 

データ型 

デフォルト値 

説明 

addressList

文字列 

ResourceAdapter JavaBean (表 17–1 を参照) から継承

Message Queue サービスに接続するためのメッセージサービスのアドレスのリスト 

userName

文字列 

guest

(任意指定) Message Queue サービスに接続するためのユーザー名

password

文字列 

guest

(任意指定) Message Queue サービスに接続するためのパスワード

clientID

文字列 

なし 

Message Queue サービスに接続するためのクライアント識別子 

addressListBehavior

文字列 

PRIORITY

Message Queue サービスに接続を試行する順序。 

    PRIORITY: アドレスリストに指定されている順序


    RANDOM: ランダムな順序



注 –

接続障害後の再接続の試行は、接続がエラーになったブローカから始まり、このプロパティーに設定された値にかかわらず、アドレスリストを順番に処理します。


addressListIterations

整数 

1

接続の確立または再確立を試行する際にアドレスリストを繰り返す回数 

reconnectEnabled

ブール 

false

失われた接続の再確立を試行するかどうか

reconnectAttempts

整数 

6

アドレスリスト内の次のアドレスに移る前に、各アドレスに再接続を試行する回数 

reconnectInterval

倍長整数 

30000

再接続を試行する間隔 (ミリ秒単位)