Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 管理ガイド

診断およびロギングコマンド

診断およびロギングコマンドは、Application Server による問題のトラブルシューティングに役立ちます。これらのコマンドは、リモートモードのみでサポートされています。

表 19–18 診断およびロギングコマンド

コマンド 

定義 

generate-diagnostic-report

生成される HTML レポートには、アプリケーションサーバーインスタンスの設定詳細、ロギング詳細、またはプロセス固有の情報などの、アプリケーションサーバーのインストールの詳細情報へのポインタまたはナビゲーションリンクが含まれます。 

generate-jvm-report

Domain Administration Service を含む、所定のターゲットインスタンスのスレッド (スタックトレースのダンプ)、クラス、およびメモリを表示します。このコマンドは、アプリケーションサーバーインスタンスプロセスでのみ機能します。このコマンドは、アプリケーションサーバープロセスへの ctrl+break または kill -3 信号の送信などの従来の手法に代わるものです。ターゲットサーバーインスタンスが実行されていない場合、このコマンドは機能しません。

display-error-statistics

前回のサーバーの再起動以降の server.log 内の重要なメッセージや警告を要約して一覧表示します。

display-error-distribution

モジュールレベルでインスタンスの server.log から配布されたエラーを表示します。

display-log-records

指定のタイムスタンプでの所定のモジュールに関するすべてのエラーメッセージを表示します。