Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 管理ガイド

第 17 章 Java 仮想マシンと詳細設定

Java 仮想マシン (JVM) は、コンパイル済みの Java プログラムでバイトコードを実行する、インタプリタ型の処理エンジンです。JVM は Java バイトコードをホストマシンのネイティブ命令に変換します。Java プロセスの 1 つであるアプリケーションサーバーには JVM が必要であり、JVM がアプリケーションサーバーを実行し、アプリケーションサーバー上で稼働する Java アプリケーションをサポートします。JVM 設定は、アプリケーションサーバー設定の一部です。

この章では、Java 仮想マシン (JVM) とその他の詳細設定の設定方法について説明します。次の項があります。

JVM 設定の調整

アプリケーションサーバーを設定する一環として、Java 仮想マシンの使用を拡張する設定を定義します。管理コンソールを使用して JVM の設定を変更するには、「アプリケーションサーバー」>「JVM 設定」タブの順に選択し、次のように JVM の一般設定を定義します。

詳細設定

管理コンソールを使用して詳細なアプリケーション設定を行うには、「アプリケーションサーバー」>「詳細」タブ >「アプリケーション設定」タブの順に選択し、次のようにアプリケーション設定を行います。

また、配備設定を次のように定義します。