コンテナは、最もよく使われる Enterprise JavaBeans の Enterprise JavaBean データのキャッシュを保持します。これにより、コンテナはその Enterprise JavaBeans のデータに対するほかのアプリケーションモジュールからの要求により速く応答できます。この節が適用されるのは、ステートフルセッション Beans とエンティティー Beans だけです。
キャッシュされた Enterprise JavaBeans は、アクティブ、アイドル、または非活性化のうち、いずれかの状態になっています。アクティブな Enterprise JavaBean には、現在クライアントがアクセスしています。アイドル Enterprise JavaBeans のデータは現在キャッシュにありますが、この Bean にアクセスしているクライアントはありません。非活性化 Bean のデータは一時的に保存されていて、クライアントが Bean を要求した場合はキャッシュに読み込まれます。