create-http-health-checker によって作成された診断プログラムは、正常ではないインスタンスのみをチェックします。正常なインスタンスを定期的にチェックするには、エクスポートした loadbalancer.xml ファイルに追加のプロパティーをいくつか設定します。
これらのプロパティーは、loadbalancer.xml ファイルをエクスポートしたあとに手動で編集することによってのみ設定できます。同機能を持つ asadmin コマンドはありません。
正常なインスタンスをチェックするには、次のプロパティーを設定します。
表 5–3 診断プログラムの手動のプロパティー
プロパティー |
定義 |
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サーバーインスタンスが正常であるかどうかを調べるために、それらに対して Ping を実行するかどうかを示す true/false フラグ。サーバーインスタンスに対して Ping を実行するには、このフラグを true に設定します。 |
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ロードバランサの診断プログラムが、応答しないサーバーインスタンスを正常でないとマークするまでに、それらに対して Ping を実行する回数を指定します。有効な範囲は 1 〜 1000 です。デフォルト値は 3 に設定します。 |
loadbalancer.xml ファイルを編集して、プロパティーを設定します。次に例を示します。
<property name="active-healthcheck-enabled" value="true"/> <property name="number-healthcheck-retries" value="3"/>
これらのプロパティーを追加し、続いて loadbalancer.xml ファイルをふたたび編集およびエクスポートする場合、新しくエクスポートされた設定には追加のプロパティーが含まれません。したがって、新しくエクスポートされた設定にこれらのプロパティーを再度追加する必要があります。