Web エージェントは、AMAgent.properties ファイルの次のプロパティーを使用して、Access Manager への認証に使用する自身のユーザー名とパスワードを保存します。
com.sun.am.policy.am.username には、Web エージェントが Access Manager にログインするために使用するユーザー名が格納されます。デフォルト名は UrlAccessAgent です。
com.sun.am.policy.am.password には、Web エージェントが Access Manager にログインするために使用するユーザーの暗号化されたパスワードが格納されます。パスワードは crypt_util ユーティリティーを使用して暗号化する必要があります。
Access Manager インスタンスを最初に設定するとき、Java ES インストーラまたは amconfig スクリプトによって、amldapuser ユーザーと同じパスワードを持つ amService-UrlAccessAgent ユーザーが最上位レベルレルムに作成されます。
デフォルトでは、すべての Web エージェントが同じユーザー名とパスワードを使用して Access Manager インスタンスへの認証を行います。セキュリティーを強化し、各 Web エージェントが一意の名前とパスワードを使用できるようにするために、Web エージェントが認証時に使用するエージェントプロファイルを Access Manager 管理コンソールで作成できます。詳細は、「エージェントプロファイルを使用した認証」を参照してください。