Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

ソフトウェアの配備

このセクションでは、ソフトウェアのパッケージ化メカニズム、システム内部のソフトウェアカテゴリ、および Java ソフトウェアとの互換性について説明します。

ソフトウェアのパッケージ化

Portal Server では、「動的 WAR ファイル」のアプローチを使用して、ソフトウェアをシステムに配備します。Portal Server は SolarisTM パッケージを使用してインストールされます。Solaris パッケージは、JAR、JSP、テンプレート、および HTML ファイルなど、Web アプリケーションを構成する個々のファイルで構成されています。パッケージには、WAR ファイルや EAR ファイルは含まれていませんが、インストール時に Portal Server WAR ファイルを構成するために使用する、web.xml フラグメントが含まれています。この動的に構成されるファイルが、Web アプリケーションコンテナに配備されます。ローカリゼーションなどの場合に追加パッケージがシステムにインストールされると、Web アプリケーションファイルは再構成および再配置されます。


注 –

WAR ファイルのパッケージ化と配備の仕組みは、Portal Server 製品だけが使用します。現行では、WAR ファイルや WAR ファイルを構成するために使用されるファイルにユーザーが変更を加えることはできません。


ソフトウェアのカテゴリ

Portal Server は、Portal Server ノードにインストールするソフトウェアの種類を、次のように区別します。


注 –

静的 Web コンテンツと動的 Web アプリケーションは、すべて 1 つの WAR ファイルにグループ化されます。


Java ソフトウェアとの互換性

Portal Server ソフトウェアは、次の 3 つのカテゴリに分けられます。