SRA ゲートウェイは、HTTPS モードで動作するとき、SSL v2 と SSL v3 の両方の暗号化をサポートします。Portal Server 管理コンソールを使用して、特定の暗号化機能を有効または無効にできます。ゲートウェイは Transport Layer Security (TLS) もサポートします。
Personal Digital Certificate (PDC) 認証は、SSL クライアント認証によってユーザーを認証するメカニズムです。ゲートウェイは、Access Manager 認証モジュールをサポートすることによって PDC 認証をサポートします。SSL クライアント認証を使用して、SSL ハンドシェークがゲートウェイで終了します。この PDC ベースの認証は、Access Manager の証明書ベースの認証とともに統合されます。したがってクライアント認証は、ゲートウェイによってではなく Access Manager によって処理されます。
セッション情報が HTTP または HTTPS 要求の一部として検出されない場合、ゲートウェイは、Access Manager からログイン URL を取得して、ユーザーを直接認証ページに誘導します。同様に、セッションが要求の一部として無効であることを検出すると、ゲートウェイはユーザーをログイン URL に誘導し、ログインが正常に行われるとユーザーを要求された宛先に誘導します。
SSL セッションが確立されると、ゲートウェイは送信されてくる要求を受信し続け、セッションの有効性を確認し、宛先の Web サーバーに要求を転送します。
ゲートウェイサーバーはすべての Netlet トラフィックを処理します。送信されてくるクライアント要求が Netlet トラフィックの場合、ゲートウェイはセッションの有効性を確認し、トラフィックを復号化して、アプリケーションサーバーに転送します。Netlet プロキシが有効な場合、ゲートウェイはセッションの有効性を確認して、Netlet プロキシに転送します。Netlet プロキシはトラフィックを復号化してアプリケーションサーバーに転送します。
40 ビットの暗号化は安全性が低いので、ゲートウェイには、40 ビット暗号化ブラウザからの接続を拒否するためのオプションが用意されています。