Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

リライタ

リライタは、HTML と JavaScript コードの両方ですべての URI を変換し、イントラネットのコンテンツを常にゲートウェイを通して取得できるようにする独立コンポーネントです。ルールの集合であるルールセットを定義し、ページにリライトする必要のあるすべての URL を特定します。ルールセットは、Document Type Definition (DTD) に従って記述される XML コードです。リライタに付属する一般ルールセットを使用すれば、ルールを追加せずにほとんどの URL をリライトできます。ルールセットをドメインに関連付け、ドメインベースの変換も実行できます。

外部ルールセットはコンテンツの URI を識別します。Secure Remote Access によるサービスを必要とする要求はすべて、次の経路で処理されます。

ProcedureSecure Remote Access 要求の経路を指定する

  1. Secure Remote Access は、サービスを必要とするイントラネットページまたはインターネットページの URI を要求から特定します。

  2. Secure Remote Access は、プロキシ設定を使用して特定された URI に接続します。

  3. URI のドメインは、このコンテンツをリライトするために使用するルールセットを特定するために使用されます。

  4. コンテンツとルールセットを取得すると、Secure Remote Access はそれらの情報をリライタに入力し、特定された URI はそこで変換されます。

  5. 元の URI はリライトされた URI によって置き換えられます。

  6. このプロセスがドキュメントの最後まで繰り返されます。

  7. 生成されたリライタ出力は、ブラウザに経路指定されます。