Portal Server ノードの負荷を軽減し、なおかつパフォーマンスを向上させて同じレベルのセキュリティーを提供するには、Netlet プロキシとリライタプロキシを別々のノードにインストールできます。この配備は、プロキシを使用して Portal Server を DMZ から保護できるというさらなる利点があります。これらのプロキシを実行するノードは、DMZ から直接アクセス可能である必要があります。
図 4–17 は、別々のノードにある Netlet プロキシとリライタプロキシを示しています。ゲートウェイからのトラフィックは別のノードに転送され、そのノードはトラフィックをプロキシ経由で、必要なイントラネットのホストに転送します。
Netlet プロキシとリライタプロキシの複数のインスタンスを持つことや複数の Netlet プロキシとリライタプロキシをインストールすることが可能です。各ゲートウェイを、可用性に応じてラウンドロビン方式でプロキシのさまざまなインスタンスとのやり取りを試みるように設定できます。