Sun Java System Portal Server 7.1 配備計画ガイド

本稼動配備への移行

パイロットまたは概念実証配備がテスト基準をクリアすると、配備を本稼働環境に移行する準備が整っています。通常は、本稼働環境には段階的に移行します。段階的な移行は、多数のユーザーに影響を及ぼす大規模な配備において特に重要です。

段階的な配備は少数のユーザーから開始し、配備がすべてのユーザーに対して提供されるまでユーザーベースを徐々に拡大していきます。また、少数のサービスから開始し、残りのサービスへと段階的に行なう方法もあります。段階的なサービス提供を計画的に実行すると、本稼動環境で発生しうるサービス関連の問題を切り分け、特定、および解決するうえで役立ちます。