第 3 章「J2EE アプリケーションの移行」で説明したように、Application Server 6.x は EJB 1.1 仕様をサポートするのに対し、Application Server は EJB 2.0 仕様もサポートします。EJB 2.0 仕様では、次のような新機能がアーキテクチャーに導入されています。
MDB
CMP の向上
CMP を持つエンティティー Bean のコンテナ管理関係
ローカルインタフェース
EJB クエリー言語 (EJB QL)
Application Server でも EJB 1.1 仕様は引き続きサポートされますが、EJB 2.0 の拡張機能を利用できるように、EJB 2.0 アーキテクチャーの使用をお勧めします。
EJB 1.1 から EJB 2.0 への移行の詳細については、第 4 章「EJB 1.1 から EJB 2.0 への移行」を参照してください。