Application Server 7.x/8.0 環境に配備されているアプリケーションアーカイブ (EAR ファイル) とコンポーネントアーカイブ (JAR ファイル、WAR ファイル、および RAR ファイル) は、何も変更せずに Application Server 8.2 上で実行できます。
ソースサーバーに配備されているアプリケーションとコンポーネントは、アップグレード時にターゲットサーバーに配備されます。ターゲットサーバーに正常に配備されないアプリケーションは、Migration Tool または asmigrate コマンドを使用して移行し、手動で再配備する必要があります。移行ツールを使用したアプリケーションの移行については、第 6 章「Application Server 6.x/7.x からの移行」を参照してください。
配備されているアプリケーションに関する情報がドメインに含まれており、インストール済みのアプリケーションコンポーネントがその設定情報と一致しない場合、不正な設定は再設定されずにそのまま移行されます。