Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

セキュリティーマネージャーの無効化

セキュリティーマネージャーは負荷が大きいアプリケーションです。これは、必要なリソースへの呼び出しで doPrivileged() メソッドを呼び出す必要があることに加えて、server.policy ファイルを使用してリソースをチェックする必要もあるためです。サーバー上で悪意のあるコードが実行されないという確証があり、アプリケーションの内部で認証を使用しない場合は、セキュリティーマネージャーを無効にすることができます。

server.policy ファイルの使用を無効にするには、管理コンソールを使用します。「設定」、「<設定名>」、「JVM 設定」(「JVM オプション」) の順に選択し、次のようなオプションを削除します。

-Djava.security.policy=${com.sun.aas.instanceRoot}/config/server.policy