Sun Java System Application Server Enterprise Edition 8.2 パフォーマンスチューニングガイド

更新期間

読み取り専用 Beans のチューニングにとって重要なパラメータに更新期間があります。これは、配備記述子の refresh-period-in-seconds エンティティーによって表されます。CMP Beans では、Bean への初回アクセス時に Bean の状態がロードされます。更新期間が経過したあとの最初のアクセスで、データベースからデータを再ロードします。それ以降の Bean の使用ではすべて、(次の更新期間が経過するまでの間) 新しく更新されたデータを使用します。BMP Beans では、既存のトランザクション内部の ejbLoad() メソッドは、更新期間が経過しない限りキャッシュされたデータを使用します (経過した場合、コンテナは ejbLoad() を再び呼び出す)。

このパラメータでは、EJB コンポーネントが、それが表すデータベース値の「スナップショット」を定期的に更新することを有効にします。更新期間が 0 以下の場合、Bean がデータベースから更新されることはありません (更新期間を指定しない場合のデフォルトの動作)。