接続プールのサイズを制御する設定は、次のとおりです。
作成時のプールのサイズおよびその最小許容サイズ。
プールのサイズの上限。
アイドルタイムアウト発生時に削除される接続の数。タイムアウトよりも長い間アイドル状態になっていた接続が、削除対象の候補となります。プールサイズが初期および最小プールサイズに達すると、接続の削除が停止します。
次の表に、接続プールのサイジング時に考慮すべき利点と欠点をまとめます。
表 3–6 接続プールのサイジング
接続プール |
利点 |
欠点 |
---|---|---|
小さい接続プール |
接続テーブルへのアクセスがより高速になります。 |
要求の処理に必要な接続を十分に確保できない可能性があります。 要求がキュー内で費やす時間がより長くなります。 |
大きい接続プール |
要求を処理するための接続がより多く存在します。 要求がキュー内で費やす時間が、より少なくなるか、まったくなくなります |
接続テーブルへのアクセスがより低速になります。 |